My Life, My TKG

TKGは子供の頃からたしなんでいたが、家では3日に1回くらいしか認められていなかった。しかも、夕飯でご飯をおかわりした時だけしか卵をもらえなかった。

我が家のしつけはそこまで厳しい感じではなかったけど、小学校低学年では冷蔵庫を勝手に開けてはいけないルールだった。それもあって、子供の頃はTKGというのは親から許されて食べられるものという認識だった。TKGのためにご飯をたべるなどといった煩悩を持ってはいけなかった。食事は三角食べを指導されたし、おかずが残っているのにTKGを欲するなどという思考は提案されていなかった。TKGが食べられる条件は明快で、おかずとお味噌汁を全て食べきっていて、その上でご飯をおかわりした時だけ。おかずやお味噌汁が残っていたら、それと合わせてご飯を食べなさい、というわけだ。

覚えてるかぎりの最初のTKGは「残ったご飯をするりと食べきるために卵をかける」という、食べ残しを防ぐためのものだったと思う。当然、子供茶碗に残ったご飯に対して卵1つは多いから、父や兄と卵をわけあった。なので、卵を先に混ぜてからご飯にかけるスタイルだった。

食べ残さないためのTKGで味をしめた僕は、TKGのためにおかわりをするようになる。高校生にもなれば週に3回TKGなんてのも珍しくなくなった。当然おかわりしたし、腹具合とおかわり分を計算しておかずの食べ方も工夫する術も身につけた。この頃の肉体はTKGに完璧に最適化されていたと言えよう。

成人して実家を出るとちょうど卵が高騰しはじめた時期でもあってTKG愛はいったん減速するが、結婚後はその穴を埋めるかのように加速する。TKGが好きすぎて、生卵確保のために目玉焼きを作らないでくれと妻に頼んだりもした。一応、卵は一日一個が目安という認識はあった。「そんなになの?」と引かれたりしたけどかまいやしない。TKGが食べたいのだ。

そんなに卵を食べて大丈夫なのかと人に聞かれることがある。自信を持って言うが、全く問題ない。過去の健康診断では消化器官・血中成分はともにずっとオールAである。これもTKGのおかげなのだ。僕の肉体はTKGによって保たれているのだ。いや、僕だけではない。あなたの肉体もTKGによって品質を保てるということだ。そんなわけで「とれる!健康診断オールA〜TKGで輝く明日へ〜」が発売中です。あ、嘘です発売はしていないです。

Facebookでは「今朝はTKGを食べました。」という投稿だけずっと続けている。これからも僕のTKGライフは続く。


というわけで、 TKG Advent Calendar 2015の1日目だった。2日目はthleapさんです。