iPhone 13 mini

公開日

2021-12-13

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diary

iPhone 13 mini を買った。先代の機種は 11 pro で、スペックを上げるなら 13 pro 以上に買い換えるのがいいのかもしれないが、13 pro は公称で 203g もあって重すぎる。11 pro が 188g で、重くて持っていられなくなるときがあった。ところが iPhone 13 mini は 140g で、iPhone SE（第二世代）の 148g よりも軽い。

バッテリー性能だとかカメラ性能だとかは確かに重要だが、それらを欲するシーンは僕の生活では限られている。対して重さというのは、バッテリーが 100％充電されているときでも、ラーメンの写真を撮るだけのときでも、寝転がって漫画を読むときでも、いつでも重要な要素になる。

自分はスマホ依存症なので、スマホは常にポケットに入っているか手に持っている。だからそれが重くないことは「ただ毎日をすごす」ためにはとても重要なのだ。依存症の方は依存してるのだからしょうがないので気にしてない。

バッテリーとカメラの性能を後退させたことは惜しいけど、今のところはとりあえずこの論理で自分を納得させられている。そのうち後悔するかもしれない。

iPhone の機種変更は楽になった

データ移行は iOS 12.4 で初登場した純正マイグレーション機能の「クイックスタート」であっという間だった。純正アプリのデータが完全に移行されるのは当たり前だろうが、いくつかのサードパーティのアプリでも起動したときに新旧端末で同じデータの状態になっているものがありすごい。

使っているアプリの記録も兼ねて列挙したいところだが、微妙にプライバシーに関わってきそうなので特に印象深いものについてだけまとめてみた。

Suica や PASMO を移行するには、まず旧端末のウォレットアプリから目的のカードを削除する。これで iCloud にカードが退避されている状態になる。次に新端末のウォレットアプリでカード追加をすると、「利用可能なカード」のセクションに「以前ご利用のカード」の選択欄が出てくる。この欄が出てくるまでに少し時間が必要なのでのんびり待とう。選択すると退避した Suica や PASMO がリストアップされているので、目的のカードを追加し、移行完了となる。

2FA アプリの再設定は面倒くさいので覚悟したいたのだけど、Authy が何もせず完全に移行されたのでびっくりした。可能な限り Authy に寄せていったほうが今後が楽そうだ。

Google Authenticator に限らず、他 Google 製のアプリは軒並みデータ移行がされなかった。Chrome だけ例外で、旧端末で開いていたタブは復元されるのだが、同期を有効にするにはやっぱりアカウントに再ログインが必要だった。

もしかしたら僕が全ての Google アカウントで 2FA を設定しているからかもしれない。

LINE はログイン済みの旧端末から機種変更の手続きが必要だ。ググった方が詳しく出てくるので詳細は省く。このことから、おそらく LINE 連携をするアプリ、例えば LINE マンガなどは再ログインが必要になっているだろう。

Discord と Slack はログインしているサーバーが多いので、データ移行されるのは本当に助かった。

他、飲食店やアパレル系のアプリは割愛する。

Google アプリでデータ移行されないのは 2FA のせいにしろそうじゃないにしろ、まぁわかる。一応スマホ市場の競合相手でもあるし、その辺のアレソレがソーレンソーしているのかもしれない。

というより他アプリが想像以上にデータ移行されるので、それにびっくりした。使っていないアカウントでもログインしておきたいタイプなので助かった。

iPhone のクイックスタートでは母艦の完全バックアップから復元する方法と違って、事前のバックアップが必要ない。つまり母艦が要らない。さらに Wi-Fi 環境も要らない。ただ新旧の端末が近くにあればよい。

ラオウっぽくてかっこいい。